人事担当者ならば知っておきたい、国内外のユニークな福利厚生

人事担当者ならば知っておきたい、国内外のユニークな福利厚生

こんにちは!人事組織コンサルタントの河畑福太郎です。

会社の運営を考えるうえで、かかせないのが人事。
そんな人事の仕事の中で、その会社の社風、いわばカラーを象徴するものとして周囲から受け取られかねないのが、福利厚生です。
今回はそんな福利厚生の中でも、特にユニークなものを国内外から集めてみました。

 

福利厚生とは

福利厚生とは

福利厚生とは、簡単に言えば給与外の報酬ということになります。
大きくわけて、法で定められている法定福利厚生と、企業のオリジナリティーである法定外福利厚生とが存在増します。

 

法定福利厚生とは

法定福利厚生の主なものは「雇用保険」「健康保険」「介護保険」「労災保険」「耕世年金保険」などの社会保険料の負担が挙げられます。
他には、児童手当拠出金もまた、法定福利厚生になります。

法定外福利厚生

これは会社で独自性によるものですから、これといって決まりはありません。
代表的なものは「交通費」「家族手当」「健康診断の補助」「社員食堂」などになります。
今回取り扱うのは(国内の物に関しては)この法定外福利厚生の事例になります。

なぜ今福利厚生なのか

では、なぜ今福利厚生に注目が集まっているのでしょうか。
その一番の原因が、少子高齢化による労働人口の減少という社会問題であることは言うまでもありません。
労働力の確保というのは、人事担当者にとって、どんな会社であろうと頭を悩ませるポイントで、その現状の中で福利厚生が注目されてきているというわけです。

 

福利厚生の効果

労働力の減少は、求人者の企業に対する意識や欲求の高さになって現れます。
いまや、労働力というのは、ただ給料がいいだとか安定しているだとか、そういった理由では集まりません。つまり求人者に対する訴求力がそれでは薄いということです。
働く方も、会社選びには慎重になっていますから、多くの会社の中からなるたけ自分に合う物を探そうとします。
そんな時、福利厚生というのは、会社の規模や年商といった外形的な会社の形ではない、その会社の社風やカラーをはかるうえで重要な要素なのです。
また、離職率も高くなっている社会において、離職者を減らす一つのほうっ法としても、福利厚生は大きな力を発揮します。
ある意味、いま最も注目しなければならない、ソフトの部分なのです。

 

福利厚生の事例(国内)

ではユニークな福利厚生を行っている、国内の事例についてみていきましょう。

 

ずる休み制度 パスクリエイト株式会社

ネーミングからして、何となく会社の風合いを表しているこの制度。
3か月に一度、理由もなく「ずる休み」を申告すれば、当日でも有休を使って休むことができます。
よくよく考えれば、これは当日許可制の有給の利用というあまり変わり映えのしないものです。
しかし、このネーミングのおかげで、社内の雰囲気と、休む人の心的あパ区を大きく下手すことのできる優れた制度だといえるでしょう。

 

まかない 株式会社クックパッド

まさに、レシピサイト最大手クックパッドらしい福利厚生が、この「まかない」です。
これは、社員は会社から支給される材料をもとに、会社内のキッチンで調理をして、それをランチなどに充てることができるという制度です。
これこそ、まさに会社のイメージを決定付ける福利厚生で、クックパッドの社内では、自社サイト掲載のレシピを見ながら社員が料理をする光景は、日常の光景なのだそうです。

 

パワーナップ制度 株式会社OKUTA

住宅リフォーム会社OKUTAのパワーナップ制度とは、簡単に言うと「お昼寝制度」です。
快適な暮らしを提供するリフォーム会社らしく、社員に快適な環境を提供するものとして、業務中に15~20分の睡眠を認めています。
もちろん適度な昼寝は仕事の効率を上げるといわれていますが、それよりも、この会社の社員に対する姿勢がここから見て取れるという物です。

福利厚生の事例(海外)

・サバティカル制度 アドビシステムズ
日本でもおなじみの会社アドビシステムズ。
この、アドビシステムズが採用している福利厚生、それがサバティカルシステムと言い、簡単に言えば、5年ごとに長期休暇がもらえるという物です。
その期間は、思いの外長く5年目に4週間、10年年目に5週間、15周年で6週間、それ以降は5年ごとに6週間の長期休暇をとることができます。

・ペット同伴出勤 Amazon.com
言わずと知れたネット通販大手Amazon.comでは、会社へのペットの同伴出勤が認められています。
また、このペット同伴出勤という福利厚生の形は、今やアメリカにおいて増え続ける傾向にあり、もはやアメリカにおいてはスタンダードな福利厚生となりつつあります。
ペット同伴だと仕事の能率が上がるという調査結果もあるようですが、やはりそこには会社のカラーを意識し、社員の評価委に対するアピールがあるのは言うまでもありません。

まとめ ~福利厚生は企業の顔になりつつある~

いかがでしたか。
みなさんも、薄々お感じのことと思いますが、福利厚生の内容を見ると、その会社のイメージがわきやすく、また、興味もそそられるものとなっているはずです。
そして、そのことが、求人者を増やし離職率を下げることに大いに役立つだろうことは言うまでもありません。
福利厚生とはもはや、何となく義務感で設置するものではなく、会社の顔ともなりうるものだといえるのです。

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